和泉葛城山山頂を目指す

和泉葛城山の山頂エリアは、ハイランドパーク粉河と並んで、山上で目指しやすいもうひとつの中心地点です。車で山上まで上がるなら、この2か所をセットで覚えておくと動きやすくなります。

和泉葛城山山頂エリアの駐車場、展望台、ブナ林、神社を示した地図
和泉葛城山山頂エリアの位置関係。駐車場、展望台、ブナ林、神社の場所を先に見ておくと、現地で動きやすくなります。画像をクリックすると大きく表示できます。
山上の目的地は大きく2つ

西側の休憩地点として使いやすいのがハイランドパーク粉河。そこから尾根沿いに進んだ先にある、東側の和泉葛城山の山頂エリアです。車なら、この間をおよそ20分前後で行き来する感覚です。

ハイランドパーク粉河と同じくらいの標高感にある

和泉葛城山山頂エリアは、ハイランドパーク粉河とだいたい同じ標高帯にあります。山道を登り切った先の尾根上にある場所なので、ここまで来ると「山の上に着いた」という感覚がかなり強くなります。

ハイランドパーク粉河が売店や食堂のある休憩地点だとすると、和泉葛城山山頂側は、神社、トイレ、展望台、ブナ林を見に行く山頂らしい場所です。どちらか片方だけでなく、両方を回ると山上エリアの全体像がつかみやすいです。

展望台が2か所ある

山頂側には、展望台が2か所あります。ひとつは山頂付近の休憩所やトイレに近い側、もうひとつは少し離れた場所にある展望台です。山上の景色を見るなら、この2つを押さえておくと分かりやすいです。

昼間なら、和歌山側や大阪側の山並みを感じられる場所です。ただし、夜景目的で行く場合は注意が必要です。場所によっては暗く、歩く必要もあり、雰囲気としては初めての人が夜に気軽に行く場所というより、昼間に確認してから判断した方がいい場所です。

昔は売店もあり、登山の山頂として賑わっていた場所

昔はこの山頂付近にも売店のような場所があり、和泉葛城山へ登ってくる人たちが目指す山頂の休憩地として使われていた雰囲気があります。登山で上がってきた人にとっては、ここがひとつの到達点だったわけです。

現在、売店や食事を期待するなら、基本的にはハイランドパーク粉河側を見ておく方が分かりやすいです。山頂側は、トイレ、神社、展望台、ブナ林を見る場所として考えると、目的がはっきりします。

神社、トイレ、ブナ林がある

山頂エリアには神社があり、トイレもあります。和泉葛城山周辺の山道では途中のトイレがほぼないため、山上でトイレの位置を把握しておくことはかなり大事です。

もうひとつの見どころがブナ林です。ブナは信州方面などではよく知られていますが、関西ではまとまって見られる場所が少なく、和泉葛城山のブナ林はかなり貴重な存在です。派手な観光施設ではありませんが、山らしさを感じるにはとても大事な見どころです。

和泉葛城山山頂付近のブナ林
和泉葛城山山頂付近のブナ林。山頂側を歩くと、関西では珍しいブナの森らしい雰囲気を感じられます。
和泉葛城山ブナ林の案内碑
和泉葛城山ブナ林の案内碑。神社や展望台とあわせて、山頂側で覚えておきたい見どころです。
山頂側で見るもの

落書きの通り夜は注意

正直なところ、山頂側の展望台や建物にはスプレーの落書きが目立つ場所があります。せっかく山を登ってきて、展望台や建物に落書きが多いのを見ると、少し残念な気持ちになるかもしれません。

和泉葛城山山頂側にある螺旋状の展望台
山頂側にある螺旋状の展望台。外から見ても落書きが目立ち、上へ回りながら登る構造になっています。
和泉葛城山山頂側の展望台に残る落書き
展望台内部には、このように落書きが目立つ場所があります。昼間でもかなりカオスな雰囲気なので、夜に行く場合は無理をしない方が安心です。
落書きのある展望台から見える景色
景色自体は見えるものの、手前の壁や柱には落書きが多く、展望台としてはかなり荒れた印象があります。

夜は若い人が車やバイクで上がってきていることもあるようで、昼間とは雰囲気が変わります。夜景や夜の山上ドライブを目的にする場合は、道路状況、駐車場所、周囲の雰囲気を見ながら無理をしない方がいいです。初めてなら、まず昼間に一度行って位置関係を確認するのがおすすめです。

ハイランドパーク粉河と山頂エリアをセットで考える

初めて車で和泉葛城山へ上がるなら、まずハイランドパーク粉河を休憩地点として使い、そこから和泉葛城山山頂エリアへ向かう流れが分かりやすいです。売店や食堂、トイレならハイランドパーク粉河。神社、ブナ林、山頂らしさ、展望台なら和泉葛城山山頂側です。

この2つの場所を押さえると、和泉葛城山周辺の山上ドライブはかなり組み立てやすくなります。どちらも大きな観光地というより、地元の人が知っている山上の目的地として見ると、このエリアの面白さが見えてきます。